我が家がバロネスLM12MHを購入した理由
2016/04/16
我が家は2015年7月にバロネス コード付自走式芝刈り機 LM12MHを購入しました。以前からあこがれていましたが、さすがに税込178,200円(2015年12月現在)には手が出ませんでした。それまでの芝刈り機、リョービのLM-2800やハスクバーナのノヴォレット540Nで満足だったので、なおさら高価な芝刈り機を購入しようとは思いませんでした。でも、芝生をTM9に張り替えたことが理由で、バロネスLM12MHの購入に到りました。
2010年に裏庭に高麗芝を植えました。その頃は、高めの刈り高で管理していました。
- 初代のリョービ LM-2800の刈り高は通常は5 mmから25 mmですが、アクセサリ(リヤホイールホルダ 6076387)を取り付けると30 mmから50 mmの刈り込みが可能です。我が家も、リヤホイールホルダを付けて、40 mmから50 mmくらいで管理をしていました。
- その後、手動の芝刈り機が欲しくて、2代目のハスクバーナのノヴォレット540Nを購入しました。540Nの刈り高は12 mmから38 mmですが、やはり最大の38 mmで管理していました。
長めの芝生は好きでした。踏圧に強い、密度が多少低くても隙間が目立たない、踏み心地や座り心地が良いなど、色んな利点があります。また、高めの刈り高さえ設定が可能なら、芝刈り機の実力もあまり問われません。しかし、2013年にTM9に張り替えて、事情が変わりました。
TM9とは、トヨタ自動車が開発した省管理型コウライシバで、草丈は従来品種(普通の高麗芝)の半分以下です。草丈が低ければ、当然ですが刈り高も低くなります。低めの刈り高で綺麗に仕上げるには、芝の密度や、よりフラットな刈り込みが必要となり、芝刈り機にもかなりの実力が求められます。
具体的には、刃の切れ味、刈り取りのパワー、機体の重量の3要件が求められます。芝の密度が高いと、刈り取り時の抵抗が大きくなるため、切れ味やパワーが不十分だと芝を刈り取れずに芝刈り機が止まります。また十分な重量がないと、芝刈り機が浮いてしまいフラットには刈れません。残念ながらLM-2800や540Nでは、我が家のTM9にはかないませんでした。それに対してバロネスのLM12MHは、高密度の芝生や低めの刈り高でも確実な刈り取りが可能です。切れ味、パワー、重量の3要件を備えているからです。
TM9でさらに難しいのが穂刈りです。TM9は年に数回、穂を出します。この穂が実って、こぼれ種が発芽すると、草丈の高い固体が生じます。また美観も損なうため、穂刈り(=芝刈り)が必要です。しかし、この穂の背丈が低く、かなりの低刈りでないと刈り取れません。我が家では、LM12MHの8 mmで概ねは刈れますが、それでもよく見ると若干の穂や穂の軸(花軸;かじく)が残ります。
上の写真は2015年12月12日現在です。場所によってですが、よく見るとTM9の穂や軸が少し残っています。LM-2800や540Nでは穂や軸が一面に残り、あまり綺麗になりませんでした。
以上が我が家の事情です。ステップアップを目指してLM12MHを購入した訳ではなく、芝生の品種や刈り高の変化の伴い、必要に迫られてLM12MHを購入したという経緯です。TM9の施工を予定されている方、もしくはTM9でなくても低めの刈り高を予定の方には、切れ味、パワー、重量の3要件を備えた芝刈り機をお勧めします。逆に高めの刈り高を予定の方は、高めの刈り高さえ設定が可能なら、高級な芝刈り機はあまり必要ないと思います。(あくまでも個人的な経験と感想です。十分な検証はしていません。ご参考程度に。)
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